研究課題/領域番号 |
22330059
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 西南女学院大学 |
研究代表者 |
菅 英輝 西南女学院大学, 人文学部, 教授 (60047727)
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研究分担者 |
都丸 潤子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00252750)
倉科 一希 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (00404856)
秋田 茂 大阪大学, 文学研究科, 教授 (10175789)
田中 孝彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (10236599)
齋藤 嘉臣 金沢大学, 法学系, 准教授 (10402950)
松田 武 京都外国語, 学部, 学長 (20093495)
中島 琢磨 龍谷大学, 法学部, 准教授 (20380660)
鄭 敬娥 大分大学, 教育福祉科学部, 准教授 (30363542)
初瀬 龍平 京都女子大学, 法学部, 客員教授 (40047709)
森 聡 法政大学, 法学部, 教授 (60466729)
藤本 博 南山大学, 外国語学部, 教授 (70165421)
松村 史紀 宇都宮大学, 国際学部, 講師 (80409573)
豊下 楢彦 関西学院大学, 法学部, 教授 (90025156)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2012年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2010年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 外交史 / 国際関係史 / 日米安保 / 冷戦の変容 / 世界秩序の変容 / 同盟と社会 / 同盟内政治 / アジア太平洋 / 冷戦の終焉 / 欧州とアジア太平洋の比較 |
研究概要 |
冷戦終結後の世界をいまだに大きく規定している歴史としての冷戦と同盟に関する主要な問題を摘出し、それらを冷戦の終焉という視点から一次史料を使って考察することによって、冷戦史研究ならびに日本外交にとって有意な知見を提供することを目指した。第一に、冷戦期の秩序の構造や性格を実証的・歴史的に考察することによって、冷戦期と冷戦後の秩序の連続性と不連続性を解明し、冷戦後の秩序を理解するうえでも有益な知見を提供することができた。第二に、欧州とアジアにおける冷戦期の同盟関係を一次史料に基づき実証的に考察することによって、冷戦後の同盟、なかでも日米安保が抱えている諸問題を検証し、日本外交にとっての今日的意味を明らかにすることが出来た。第三に、同盟の文化的・社会的・思想的基盤に分析の焦点を合わせ、一次史料を基に実証的な検討を行うことによって、従来同盟研究で看過されてきた側面に光を当てることができたことは、冷戦史および同盟研究における本プロジェクト独自の貢献だと信じる。
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