研究課題/領域番号 |
22330113
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
内田 康郎 富山大学, 経済学部, 教授 (90303205)
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研究分担者 |
林 倬史 国士舘大学, 経営学部, 教授 (50156444)
井口 知栄 慶應義塾大学, 商学部, 准教授 (20411209)
荒井 将志 杏林大学, 総合政策学部, 講師 (70549691)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 競争戦略 / 競争優位 / 国際標準 / 知財 / 事前標準 / 事後標準 / デファクト標準 / ロイヤリティ・フリー / 業際標準 / 知財の国際化 / 知財の業際化 / 国際基準 / ダイナミック・ケイパビリティ / 持続的競争優位 / ビジネス・エコシステム / オープン・イノベーション |
研究概要 |
本研究の関心は、国際ビジネスにおける企業の競争優位が、これまでの自社を中心に据えた視点でのビジネスモデルから、外部のコンピタンスをも統合・調整することのできる共生的な企業間関係を前提としたビジネスモデルへシフトしつつある事実におかれた。そこで、企業の動態的な競争優位の持続化について調査を続けてきた。そこから分かったのは、持続的競争優位の源泉として有効とされるプラットフォームの構築は、既存の研究においても戦略的意義や効果が見出されるものとしているのだが、事業の国際化と業際化が同期化する事業分野においては、それぞれにおいて事業の方向性が異なるため、その論理が当てはまらないということである。近年では、こうした国際化と業際化の同期化する事業分野が増えつつある状況といえる。今後は、こうした状況下で構築されるプラットフォームを調査することで動態的競争優位に対する新たな見解を提示することの必要性を感じている。
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