研究課題
基盤研究(B)
本研究では、実環境中での生プラ分解に関する微生物群の動態解析を目的として、13C でラベル化した生プラを用い解析を行った。13C でラベル化した PHB フィルム(13C -PHB)を灰色低地土壌に埋設し、7 日ごとにプラスチック表面から DNA を抽出し、13C -DNA のみを選択的に回収した。これらの DNA を T -RFLP 解析に供し、 PHB 分解菌の経時的な微生物群集構造の変化を調べた。その結果、この DNA は、ほぼ13C -DNA で構築されていることが明らかとなった。このことより、PHB フィルム表面に存在する微生物のほとんどが、PHB を資化していることが示唆された。13C-DNA を T-RFLP 解析に供した結果、埋設 7 日目から特異的な微生物叢が確認できた。クローン解析の結果、本土壌では PHB 分解菌は、ほぼ単一の種によって優先されていることが明らかとなった。
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