研究課題/領域番号 |
22360069
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
梅原 徳次 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70203586)
|
研究分担者 |
上坂 裕之 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (90362318)
野老山 貴行 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教 (20432247)
宇佐美 初彦 名城大学, 理工学部, 教授 (80278324)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2010年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
|
キーワード | トライボロジー / 機械要素 / 静摩擦 / DLC / DLC / 凝着 / 湿度 / 動摩擦 |
研究概要 |
超低摩擦・超耐摩耗のカーボン系硬質膜の静摩擦係数の減少の制御指針を確立することを目的とした。カーボン系硬質膜としては DLC 膜をプラズマ CVD 法で成膜した。成膜時間の増加とともに表面粗さ Ra が増大し、それに伴い大気中での TPE に対する摩擦係数も増加した。その原因を DLC 膜の微小突起の掘り起こしで説明した。また、摩擦の凝着項を減少させるためフッ素含有 DLC 膜を真空蒸着法で成膜したところ、湿度が増加しても静摩擦係数が増加しない表面が得られた。以上のように、DLC 膜の静摩擦係数の制御指針として、掘り起こし項と凝着項の実験結果に基づき提案した。
|