配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2012年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2010年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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研究概要 |
本研究は,建築物や部材の劣化や健全度を判断するために,実際の建築物において,計測の制約にとらわれない技術として,本研究により,下記を明らかにした。 (1) 本研究で開発した無線加速度MEMS センサにより,構造物の振動性状,地震や交通振動を精度よく計測でき,構造物の長寿命化のための診断システムの基盤を構築した。 (2) ICタグを用いた構造物の維持管理の高度化のための情報保管・入手システムの実用化の基盤を構築し,一部実用化を達成できた。 (3) 無線およびNFC技術を活用した濡れセンサの試作を行い,実用化のための基礎実験を行い,その見通しを得た。 以上の成果は構造物の長寿命化のための診断技術として極めて有効であると考えている
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