研究課題/領域番号 |
22390031
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
高野 幹久 広島大学, 医歯薬保健学研究院(薬), 教授 (20211336)
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連携研究者 |
湯元 良子 広島大学, 大学院・医歯薬保健学研究院, 助教 (70379915)
永井 純也 広島大学, 大学院・医歯薬保健学研究院, 准教授 (20301301)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 肺胞上皮細胞 / II型細胞モデル / Abca3遺伝子 / 薬剤性肺障害 / 上皮間葉転換 / 薬学 / モデル細胞作出 / ABCA3 / II型細胞 / ABCA3遺伝子 / 形質制御 / lamellar body / TGF-β1 / ブレオマイシン / 上皮間葉転移 / TGF-β_1 / アクチン骨格 / Abca3 / dipalmitoylphosphatidylcholine / 肺サーファクタント |
研究概要 |
新たな肺胞上皮II型細胞モデルの開発を目的に、Abca3遺伝子をRLE-6TN細胞に導入した。RLE/Abca3細胞では、親細胞に比べてAbca3遺伝子の発現上昇とII型に特有な細胞内小器官lamellar bodyの形成促進が見られた。驚いたことに、II型で高い他の遺伝子の発現やアルブミン輸送活性も亢進し、細胞形質全体がII型にシフトしたものと考えられた。さらにRLE/Abca3細胞は、親細胞に比べて、肺線維症の原因となる上皮間葉転換を引き起こすTGF-β1やブレオマイシンに優れた反応性を示し、薬剤誘発性肺線維症や間質性肺炎の解析・予測モデル系として有用と考えられた。
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