研究課題/領域番号 |
22390036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
森川 吉博 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (60230108)
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研究分担者 |
北村 俊雄 東京大学, 医科学研究所, 教授 (20282527)
久岡 朋子 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (00398463)
小森 忠祐 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (90433359)
板東 高功 和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教(基礎) (00423963)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2010年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 細胞接着因子 / 免疫グロブリンスーパーファミリー / 脳 / 神経細胞 / シナプス / 脳・神経 / 発生・分化 / 発現制御 / 細胞接着分子 / 組胞接着因子 / 神経発生 / シナプス形成 / 小脳 / 海馬 / 大脳皮質 / 嗅球 |
研究概要 |
kirrel3の高次脳機能における役割を検討するため、kirrel3欠損マウスを作製し、そのヘテロマウスを用いて中枢神経系や感覚器系における詳細な発現解析を行った。その結果、kirrel3 が生後の発達過程の脳や網膜、嗅上皮等に強く発現していることを見いだした。成獣の脳では、嗅覚(嗅球、嗅皮質、扁桃体)大脳辺縁系(海馬、線条体、前頭前皮質)回路、聴覚路小脳前庭系回路等に強い発現がみられたまたkirrel3欠損マウスの行動学的解析の結果、新規環境における行動異常が認められたことから、kirrel3 が神経回路の形成とその機能の維持に重要な役割を果たしていることが示唆された。
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