研究課題/領域番号 |
22405013
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
瀬戸口 浩彰 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (70206647)
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研究分担者 |
池田 啓 岡山大学, 資源植物科学研究所, 助教 (70580405)
藤井 紀行 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 准教授 (40305412)
東 浩司 京都大学, 大学院理学研究科, 助教 (50362439)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2013年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 系統地理学 / 周極高山植物 / 適応 / 環境 / フィトクロム / 緯度 / 開花 / 起源 / 周極要素植物 / 高山植物 / 光環境 / 開花時期 / 種内多型 / 系統 / アブラナ科 / マメ科 / 花成 / 環境適応 / 周極植物 / 地域分化 / 異所的種分化 / 系統地理 / 進化 |
研究概要 |
本研究では、光受容色素タンパク質(フィトクロムなど)の花成に関与する遺伝子が、高緯度~低緯度の環境傾度の中で、機能分化をどのように起こしているか解析した。アブラナ科のCardamine nipponicaとC. bellidifoliaを主体にして用いて、計画通りに知見を得た:高緯度の個体は種を超えてPHYEを特化させており、C. nipponicaの低緯度個体は独自のPHYEアリルを保有していた。また、ツツジ科のツガザクラ属においては、周極要素植物の起源が北にあるという従来仮説を否定する知見を得た。以上の研究はロシア科学アカデミーやノルウエーのオスロ大学との共同研究体制にて遂行した。
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