配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究概要 |
正規表現のパターン照合はテキストデータの検索・加工に欠かせない技術であり,広く利用されている.しかしながら,POSIX標準規格が定める正規表現のパターン照合(部分式の捕獲も考慮した最左最長一致による照合)については効率的な照合手法がほとんど知られておらず,バックトラックを用いて試行する非効率的なアルゴリズムが主に用いられてきた.本研究では,Glushkovオートマトンの独自拡張を用いたより効率的な照合手法を提案し,その正当性の証明を与え,計算量を解析し,試験実装により実際のいくつかの事例で著しい効率改善を確認した.
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