研究課題/領域番号 |
22500097
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
|
研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
大西 建輔 東海大学, 理学部, 講師 (00303024)
|
研究分担者 |
小早川 倫広 (小早川 倫宏) 東京都立産業技術専門学校, ものづくり工学科, 准教授 (00334582)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 単純多角形 / 形状検索 / Android / iPhone / 凸多角形 / 索引構造 / GNAT / 多角形列 |
研究概要 |
本研究では、Android携帯電話やiPhoneなどのプログラム可能なガジェット上で動作する物体形状検索プログラムのための基礎的な研究及びガジェット上での実装を目指した。また、サーバ上で必須となる索引構造についても研究をおこなった。前者に関する研究として、与えられた凸多角形を含む面積が最小となる多角形で、頂点数が段々と減っていく多角形の列を構成するアルゴリズムの提案をおこなった。また、同様の研究を単純多角形が与えられた場合にもおこなった。次に、このアルゴリズムを画像から抽出した輪郭線に適応し、形状検索に関する実験をおこなう予定であったが、今後の課題となってしまった。後者に関する研究として、任意のLp距離で検索が可能な索引構造についての研究をおこない、論文として発表した。ここでは、GNAT と呼ばれる索引構造を元に索引構造が構築できること、検索可能な距離は増えているが、実際の検索での距離計算の回数は、高々5倍程度に収まることが計算機実験からわかった。また、この索引構造の構築の際に必要となる点集合の分割についても、幾つかの手法を実装し、検索結果にどう影響するか考察をおこなった。
|