研究課題/領域番号 |
22500483
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 浜松大学 |
研究代表者 |
筒井 祥博 浜松大学, 保健医療学部, 教授 (50073135)
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研究分担者 |
梅村 和夫 浜松医科大学, 医学部, 教授 (40232912)
縣 信秀 浜松大学, 保健医療学部, 助教 (00549313)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 脳・神経 / 発生・分化 / 神経科学 / リハビリテーション / 医療・福祉 / 脳梗塞 / ラット |
研究概要 |
実験的脳梗塞において新生ニューロンが、脳室上衣下層(SVZ)から梗塞巣に向かって移動し、傷害された神経ネットワークを修復する可能性が示唆されている。本研究では、SVZから梗塞巣に移動するSOX2陽性細胞数が、梗塞後1日30分間6日トレッドミル運動によって増加したことから、SVZで生まれた新生ニューロンの梗塞巣への移動が促進される可能性が示された。さらに、海馬歯状回顆粒細胞層(SGZ)のSOX2陽性細胞数が梗塞側において減少し、トレッドミル運動することによって回復する傾向を示した。従って、運動負荷が梗塞巣側の新生ニューロンの産生と移動を促進する可能性を示した。如何なる機構でこの促進が起こり、神経機能の回復につながるかは今後の課題である。
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