配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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研究概要 |
物体の運動予測は,条件により錯覚量が変化する可能性が有り,トレーニングの精度を低下させている可能性が有る.そこで,我々は,物体の運動予測に影響を及ぼす条件を特定しその影響度を検討することにより,より精度の高い知覚トレーニングの開発を試みた.結果,追跡眼球運動とサッカードでは1.37倍,ボールへ対する注意配分の増減では,2.65~0.63倍と大幅な錯覚量の変化が認められた.これらは,トレーニングを行う上で無視できない影響であり,トレーニングの精度を著しく低下させている可能性が示唆された.本研究成果は,新しい知覚トレーニングの開発に応用が可能であると考えられるが,情報が不十分であり,今後調査を進める必要がある
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