研究課題/領域番号 |
22501019
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
松藤 千弥 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (50192753)
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研究分担者 |
村井 法之 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (60300927)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | がんの特性 / ポリアミン / 翻訳調節 / 蛍光タンパク質 / アンチザイム / がん細胞の特性 |
研究概要 |
細胞内のポリアミン濃度が高値となるとアンチザイム(AZ)が翻訳フレームシフト機構によって発現することを利用し、AZ のフレームシフト配列を 2 つの蛍光タンパク質(ECFP, Keima-Red)の間に連結したコンストラクトを作製し培養細胞に導入した。しかし、ポリアミンにより促進される翻訳フレームシフトのプロダクトである Keima-Red の発現がほとんど確認されず、ポリアミン応答性に問題があった。そこでN末端に HA-タグを付加し、アンチザイム1 遺伝子の全配列と蛍光タンパク質EGFP の単独使用のコンストラクトに改良すると、ポリアミンの添加に対し EGFP の蛍光強度の明らかな増加が観察された。また、細胞内のフレームシフトプロダクトの発現解析からもポリアミンによる明らかな発現上昇がみられた。培養細胞レベルでのポリアミン応答の詳細な解析を継続中である。
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