研究課題/領域番号 |
22510005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
周 勝 東京農工大学, 大学院・工学研究院, 助教 (50451985)
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研究分担者 |
寺田 昭彦 東京農工大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (30434327)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 物質循環 / 環境微生物 / Anammox反応 / 脱窒反応 / 谷津田水田 / 畜産排水 / 窒素除去 / 窒素安定同位体 / Anammox細菌 / Anammox活性 / 硝化活性 / 脱窒速度 / 飼料イネ / 水田 |
研究概要 |
本研究では窒素の安定同位体である15Nを用いたトレーサー法により、水田土壌や河川底質におけるAnammox及び脱窒反応活性を実測し調査を行った。さらに、水田や河川においてAnammox菌の定量及び窒素除去におけるAnammox反応と脱窒反応の関係を明らかにした。 その結果、湛水および落水を繰り返す畜産廃水処理水田においてAnammox反応活性が検出されず、通年湛水している谷津田水田にてAnammox反応活性が検出された。また、恋瀬川の河川底質にてAnammox反応活性が検出された。窒素除去への寄与は谷津田水田では8%未満、恋瀬川では3%未満であり、淡水環境の窒素除去におけるAnammoxの役割はわずかであることが示唆された。また、阻害試験からAnammox反応は脱窒反応に依存していることが初めて実験データで直接証明した。
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