研究課題/領域番号 |
22510032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松隈 明彦 九州大学, 総合研究博物館, 専門研究員 (90108647)
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研究分担者 |
三島 美佐子 九州大学, 総合研究博物館, 准教授 (30346770)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生態系影響評価 / 外来種 / 自家受精 / オオクビキレガイ / 人為拡散 / ハプロタイプ / 藍島 / 原産地 / イベリア半島 / ヤマボタルガイ / ウルルン島 / 移入種 / 人為的拡散 / 雌雄同体 |
研究概要 |
我国のオオクビキレガイは遺伝的多様度が極端に低く、日本と同じハプロタイプはイベリア半島と中国で見られた。これら地域では遺伝的多様度が高いことから繰返し同型の個体が日本に侵入したとするよりも、1 度少数個体が侵入した後に国内各地へ拡散した可能性が高い。自家受精は遺伝的多様性の低下を伴い、現在大増殖している本種は今後一気に絶滅する可能性がある。藍島では侵入後の経過時間が短く、分布域が港付近に限定されているために島内の軟体動物への影響は不明である。今後の経過観察と情報の蓄積が必要である。
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