研究課題/領域番号 |
22520112
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
加藤 磨珠枝 立教大学, 文学部, 准教授 (40422521)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 美術史 / 考古学 / 宗教史 / イタリア / オスティア / ミトラス教 / 古代史 |
研究概要 |
初期キリスト教美術中心主義で論じられてきた古代末期の諸宗教(ユダヤ教、ローマ伝統宗教、ミトラ教など)の作品解釈について、ローマの外港オスティア・アンティカ遺構群の詳細な現地調査と分析から得られた知見を用いて、それらの発展をいかに理解しうるのかについて、新たな可能性を提示した。2世紀末から3世紀末の間に、オスティアの諸宗教の美術は都市環境の変化とともに、その内的意味をも変化させ、市民の宗教から各共同体のものへと、当時の人々の信仰のあり方と密接に結びついて変遷したことが明らかにされた。
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