研究課題
基盤研究(C)
本研究は20世紀初頭の南アフリカで、Sol Plaatjeを始めとするアフリカ人知識人たちが、様々なアパルトヘイト法施行によってアフリカ人の諸権利が剥奪されるなか、自分たちが帰属しうる「想像の共同体」(国民国家)を再構築しようとしたその軌跡を明らかにした。かつてのように選挙権を持つ帝国臣民として大英帝国を国民国家に近いものとして「想像」することが困難になった彼らは、大西洋を越えたアフリカ系ディアスポラの「氾アフリカ主義」の影響を受けつつ、自らの歴史、伝統を近代国家の文脈のなかで再構築し、アパルトヘイト国家に代わる共同体を新たに想像しようとしたのである。
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黒人研究
巻: No.83 ページ: 77-89
『黒人研究』
巻: 83 ページ: 77-89
Coldnoon : Travel Poetics (International Journal of Travel Writings)
巻: Vol. 2, No.2 ページ: 181-197
黒人研究の会会報
巻: No.75 ページ: 4-8
Coldnoon: Travel Poetics (International Journal of Travel Writing)
巻: 2.2 ページ: 181-197
黒人研究の会 会報
巻: 75 ページ: 5-9
Journal of Commonwealth Literature
巻: Vol.45 No.3 ページ: 457-469
The Journal of Commonwealth Literature
巻: Vol.45, No.3 ページ: 457-469