研究課題/領域番号 |
22520464
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
宮地 朝子 名古屋大学, 文学研究科, 准教授 (10335086)
|
研究分担者 |
片岡 喜代子 神奈川大学, 外国語学部, 准教授 (80462810)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 国語学 / 文法化 / 助詞 / 助動詞 / 非存在文 / 叙述 / 形式名詞 / とりたて / 名詞の文法化 / 否定極性 |
研究成果の概要 |
現代日本語では名詞由来の機能語が一大類型をなしつつ、①否定極性を持つ助詞、②(極性のない)限定の助詞、③助動詞の3タイプに分化している。本研究では①の「切り>キリ」「外>ホカ」、②の「丈>ダケ」、③の文末名詞文等の史的過程を観察し、形式化・文法化の基盤となる構造と、機能語化とその分化の制約条件を考察した。その結果、新機能は形式化とともに進行する属性、量、除外等の名詞句としての意味特性の獲得が、分化には由来名詞の語彙的意味が、それぞれ強い制約条件となることがわかった。
|