研究課題/領域番号 |
22520752
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
岩波 敦子 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60286648)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 中世ヨーロッパ / 写本 / 自然科学 / 翻訳運動 / 12世紀ルネサンス / 教育テクスト / 文献学 / 学問 / 教育 / 自然科学知 / 中世ヨーロッパ史 / 手写本 / 教育史 / 科学テクスト / 天文知 / アストロラーベ / アバクス / 天文学 |
研究概要 |
本研究は、自然諸科学の受容と伝播を、中世ヨーロッパの手写本テクストの比較分析により明らかにすることを目的とする。平成22年度は、10世紀から13世紀にかけての自然科学知に関する研究史や資料状況を整理、それらを踏まえて、天体観測儀アストロラーベに関する天文学論稿(平成23年度)、アバクス計算法(平成24年度)、幾何学、算術、代数、視覚/光学などの自然科学文献(平成26年度)を考察対象とした。各テクストの継受を丁寧に追う作業を通して、9世紀から13世紀にかけて環地中海世界に学知の広域ネットワークが形成され、漸次的受容において自然哲学から自然科学へと変容していくプロセスを実証的に跡付けた。
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