研究課題
基盤研究(C)
本研究は近年、顕著に見られる日本企業の製品設計、生産、メンテナンスなどのミスなどによって引き起こされた製品の市場でのトラブルなど品質に関する事故(品質事故)と組織能力との関係をシステム的に分析し、品質事故を未然防止する最適な組織マネジメントのあり方を考察するものである。国内の大手製造業や海外の世界的な製造業および医療機関などの組織で過去に発生した品質事故の原因分析、再発防止策とその有効性、未然防止策の実施状況を調査した結果を踏まえて品質事故防止の品質マネジメントと未然防止手法に関する提案を行なった。特に小集団活動など組織的な品質マネジメントとイノベーションマネジメントのあり方を考察し、これらのマネジメントにおける社長やCQO(ChiefQualityOfficer)などの経営者層や設計部門、製造部門などの管理者の役割に言及し、組織における人的資源管理や組織行動特性、組織能力に関する視点から品質事故防止のための組織能力、組織マネジメントのあり方を提案した。
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