研究課題/領域番号 |
22530689
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 駒沢女子短期大学 |
研究代表者 |
向田 久美子 駒沢女子短期大学, その他部局等, 准教授 (70310448)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 文化 / スクリプト / 昔話 / 内容分析 / 語り / 読み聞かせ / 比較文化 / 文化的スクリプト / 幸福観 |
研究概要 |
日本の昔話19話とグリム童話21話をポピュラリティを示す指標に基づいて選出し,独自のコーディング・スキーマにより内容分析を行った。その結果,1)日本の昔話はグリム童話よりもハッピーエンドが少なく,あいまいなエンディングが多い,2)日本の昔話は結婚によるハッピーエンドが少ない,3)グリム童話は,日本の昔話よりも登場人物が能動的に行動する,4)日本の昔話とグリム童話には,共通するスクリプトとともに,独自のスクリプト・パターンが存在する,5)日本の昔話は話が短い傾向にある,ことが示された。これらの特徴は,日米の大学生の語りの特徴とも共通しており,昔話が語りの源泉として機能していることが示唆された。
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