研究課題/領域番号 |
22530695
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤村 宣之 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (20270861)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 教授法・学習 / 概念的理解 / 概念発達 / 教育評価 / 教科学習 / 探究学習 / 協同 / リテラシー / 教育系心理学 / 教授・学習 / 教科教育 / 教授・学習 / 児童 / 生徒 / 授業 / 社会的相互作用 / 探究 |
研究概要 |
本研究では,児童・生徒の概念的理解を促進することを目標に,小学校から高校に至る複数教科で「協同的探究学習」による授業を継続的に実施し,学習のプロセスと効果を教育心理学的に評価した。概念的理解を測る記述型課題を中高一貫校の一年間の学習の前後に実施して各生徒の記述内容の変化を分析した結果,変化率などに関する理解が3つの水準間の移行として漸進的に深化することが示された。また小学生の概念的理解を促進するために算数科などで協同的探究学習による授業を継続的に組織した。発話やワークシートの分析から,日常性を重視した問題の設定,多様な考えの関連づけを重視した討論の組織などが理解向上につながることが示唆された。
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