研究課題/領域番号 |
22530713
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
中野 茂 北海道医療大学, 心理科学部, 教授 (90183516)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | Mentalizing / 出来事 / 三項関係 / インターサブジェクティビティ / 乳児 / 人-事-人関係 / 人-物-人関係 / mentalizing 心理化 / 意図の読み取り / 心の理論 / 人由来の出来事 / 物由来の出来事 / mentalizing / 他者の意図の理解 / segmentation |
研究概要 |
本研究は、mentalizing の発達起源・過程を「母親-コト-乳児」の三項関係から再考することを目的としている。資料の収集は 50 名の母子の 3、5、8、12、15か月時点でのやりとりの縦断観察によった。結果から、3,5か月では「子:物を見る(ILO)→母:同じ物を見る」、8か月では「ILO→母:物をドラマ化する(MDO)」、12、15 か月では「ILO→MDO→子が操作」 と変わることが認められた。このように 8 か月頃から母親はドラマ化によってコトを生み出すようになり、子どもの mentalizing が発達していくことが示唆された。
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