研究課題/領域番号 |
22530789
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
木村 英司 千葉大学, 文学部, 教授 (80214865)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 瞳孔反応 / 両眼視 / 異眼間競合 / 視野闘争 / 瞳孔計測 / 心理物理学 |
研究概要 |
本研究の目的は、異眼間競合時の知覚と瞳孔反応の対応関係の検討し、視知覚を他覚的に検討する指標としての瞳孔反応の有用性を探ることであった。本研究の成果は以下の通りである。(1)異眼間競合を利用して、物理的に同一の刺激変化により異なる知覚変化を生じさせたとき、明るさの増加、減少、色の変化に関しては、知覚の変化に対応した瞳孔反応の変動が確認された。(2)知覚反応と瞳孔反応に関して、異眼間抑制が及ぼす効果を検討したところ、刺激の検出閾と瞳孔反応閾、反応時間と瞳孔反応の潜時などにきわめて類似した特性が確認された。以上の結果は、異眼間競合時の知覚処理の他覚的指標として、瞳孔反応がきわめて有用であることを強く支持するものである。
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