研究課題/領域番号 |
22540416
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
折原 宏 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (30177307)
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研究分担者 |
長屋 智之 大分大学, 工学部, 教授 (00228058)
羅 亮皓 北海道大学, 大学院・工学研究院, 助教 (00421991)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 非平衡ゆらぎ / せん断流 / 液晶 / コロイド / 応答関数 / 異常拡散 / レオロジー / 非平衡定常ゆらぎ / 配向ゆらぎ / 非保存力 / 動的光散乱 / 相互相関関数 / ブラウン運動 |
研究概要 |
定常せん断流下におけるコロイド粒子および液晶の非平衡定常ゆらぎの研究を行なった。平衡状態では液体中のコロイド粒子の平均自乗変位は時間に比例するが、せん断流下では時間の3乗依存の項が現れること(異常拡散)を実験的に初めて示した。また、定常せん断流下において液晶に交流電場を印加したときの応力応答を測定した。その結果、応答関数に平衡系では見られない異常な緩和が観測された。2モード結合モデルを用いて解析を行なったところ、この異常がせん断流によって生じた非保存力を起源とすることが明らかとなった。
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