研究課題
基盤研究(C)
相変化蓄熱材の最大過冷却度を能動的に制御する方法を検討した。 実験試料には、水和物や糖アルコールを用いた。物性の温度依存性を明らかにする実験を行い、融液中に結晶核が生成し始める分子集団の半径は、数十ナノメートル程度であることを推定した。また、数十ナノメートルの微細な孔を持つ材料の単純な介在では、最大過冷却度に影響が見られなかったが、超音波振動を追加することで、最大過冷却度が低下する傾向のあることがわかった。
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