研究課題/領域番号 |
22570028
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
|
研究機関 | 宮城学院女子大学 |
研究代表者 |
田中 一裕 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (00316415)
|
研究分担者 |
渡 康彦 芦屋大学, 臨床教育学部, 教授 (80240539)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 羽化リズム / 究極要因 / 高温耐性 / 地上脱出成功率 / 地温 / 地表温度 / 捕食者 / 全明 / 全暗 / タマネギバエ / 羽化時刻 / 温度較差反応 / シリアカニクバエ |
研究概要 |
土中で蛹化するタマネギバエを材料に、砂温が羽化成虫の地上脱出成功率に及ぼす影響を調査した。蛹からでたばかりの成虫を地下1cmに埋めたところ、地上への脱出に成功した個体の割合が地温によって異なることが明らかになった。供試個体の50%が地上脱出に失敗する地温は42℃前後であった。農地では、地下1cmの地温はしばしば42℃を超える。これらの事実は、日中の高い砂温が羽化直後の成虫の地上脱出を妨げることで本種の羽化時刻の進化に関わっている可能性を強く示唆している。
|