研究課題/領域番号 |
22570072
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
寺崎 朝子 千葉大学, 大学院・融合科学研究科, 講師 (30311616)
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研究分担者 |
勝山 裕 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10359862)
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連携研究者 |
上口 裕之 独立行政法人理化学研究所, チームリーダー (10233933)
秋山 博紀 独立行政法人理化学研究所, リサーチアソシエイト (40568854)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | nebulin / 分子進化 / 動物生理 / 脳・神経 / 筋肉 / 生理活性 / nebulin スーパーファミリー / lasp ファミリー / 脳・神 / nebulinスーパーファミリー / laspファミリー |
研究概要 |
本研究は多様化したnebulinスーパーファミリーの脊椎動物における生理的な役割を明らかにするために、脊椎動物で出現したlasp-1・lasp-2・nebuletteの生化学的な性質を明らかにしつつ、細胞・組織・個体における機能を筋肉と神経を中心に調べた。その結果、鳥類や哺乳類で報告されていたlasp-1とlasp.2の組織分布の違いが魚類でも確認され、初期胚における発現時期も異なることも示された、また、哺乳類と鳥類ではlasp-1とlasp-2の神経細胞内での局在に共通点と相違点があることが明らかとなった。特にlasp-2のdeletionconstructやsiRNAを用いた実験から、lasp-2が神経細胞の形態や運動を制御していることが示された。さらに、哺乳類と鳥類のグリア細胞の膜輸送・細胞接着・細胞突起の形成にlasp-2が関与していることも明らかとなった。GFP融合タンパク質の導入や免疫染色からlasp-2の機能は哺乳類と鳥類では共通であることも推定された。
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