研究課題/領域番号 |
22570098
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
|
研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
白井 滋 東京農業大学, 生物産業学部, 教授 (70371888)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 集団・種多様性 / 系統地理 / 日本海深海動物相 / 分子系統地理 / エゾバイ科 / 分類・多様性 |
研究概要 |
日本海深海域で優占的に分布するエゾバイ科巻貝 3 種群(エゾバイ属およびエゾボラ属)について、隣接海域に分布する近縁種との系統類縁関係の解明を通して、それらがどのような歴史的過程を経て日本海に定着してきたかを考察した。ミトコンドリアDNA の複数領域に基づく頑健な系統関係から、エゾバイ属 2 種群は鮮新世末期から更新世中期にかけて日本海に取り残された祖先集団に由来すると推定された。エゾボラモドキ種群も同様の過程で形成されたが、その後の移住など複雑な過程を経たことが明らかになった。
|