研究課題/領域番号 |
22580141
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
平野 雄 北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (40258629)
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研究分担者 |
松野 康二 九州保健福祉大学, 薬学部, 教授 (40131940)
河井 一明 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 教授 (60161262)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ゲニステイン / アセトアミノフェン / 肝障害 / 大豆イソフラボン / 肝臓 / NAC / HepG2 / 薬剤性肝障害 |
研究概要 |
大豆イソフラボンのひとつゲニステイン(GNS)によるアセトアミノフェン(APAP)肝障害抑制効果を検討した。まず培養細胞を用いてAPAP肝障害に対するGNSの抑制効果を検討した。対照にはN-アセチル-L-システイン(NAC)を用いた。次に、GNSのAPAP肝障害抑制効果におけるエストロゲン受容体(ER)の関与を検証した。さらにマウスを用いて同様の解析を行った。培養細胞実験では、GNSはAPAP肝障害に対し、NACと同等もしくはそれ以上の抑制効果を示した。また、ER阻害剤の投与により、GNSのAPAP肝障害抑制効果は低下した。マウス実験でも、GNSによるAPAP肝障害抑制効果が認められた。GNSはERを介して、APAP肝障害を抑制すると考えられた。
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