研究課題/領域番号 |
22590562
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
丸茂 幹雄 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (40333950)
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研究分担者 |
若林 一郎 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (70220829)
武田 裕司 山形大学, 医学部, 助教 (90302299)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 予防医学 / 血栓症 / アルコール |
研究概要 |
アルコールによる血小板機能抑制機序の詳細は不明である。本研究では、血小板の容量性Ca2+流入(CCE:capacitativecalciumentry)およびジアセルグリセロール(DG)依存性のCa2+流入および凝集におよぼすエタノール及びメタノールの影響について検討した。エタノールによる血小板凝集抑制作用は刺激の種類によらず非特異的に認められ、SFP変法による全血凝集においても同様の結果が得られた。一方、エタノールはCCE及びDG依存性Ca2+流入へは相反する作用を示し、トロンビンによる生理的血小板活性化機構へのエタノールの作用にはこれら両者が関与することが示唆された。一方、メタノールはCCE及びDG依存性Ca2+流入、thrombin刺激時のCa2+流入のいずれにおいても影響を及ぼさなかった。しかしながら、メタノール添加によりthrombin刺激による血小板凝集は有意に亢進した。
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