研究課題/領域番号 |
22591447
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 独立行政法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
安永 正浩 独立行政法人国立がん研究センター, 臨床開発センター, ユニット長 (80450576)
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研究協力者 |
松村 保広 独立行政法人国立がん研究センター, 臨床開発センター, 分野長 (90209619)
眞鍋 史乃 独立行政法人理化学研究所, 伊藤細胞制御化学, 専任研究員 (60300901)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2011年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2010年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 抗体デリバリー / 抗体 / ADC / DDS / 間質バリア / 膵臓がん / 悪性リンパ種 / SN-38 / in vivoイメージング / 抗体インタナリゼーション / 悪性リンパ腫 / 抗体インターナリゼーション |
研究概要 |
難治性固形腫瘍の膵臓がんにおいて、抗体デリバリーを阻害する腫瘍側生物学的抵抗因子としての間質バリアの存在を明らかにした。これらの腫瘍に対しては、抗間質抗体と細胞外薬剤放出リンカーの組み合わせなど適切なAntibody drug conjugate (ADC)をデザインすることで、抗体デリバリーの改善と共に治療効果を最大限に活かせることができることも明らかにした。また、悪性リンパ種などの間質バリアの影響が少ない腫瘍では、抗体デリバリーの阻害を受けずにすむので細胞を直接標的にしたADCも有効に作用することが示された。しかしながら、この場合には細胞内取り込み(internalization) 効率の優れた抗体を使う必要がある。
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