研究課題/領域番号 |
22591732
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
西江 宏行 岡山大学, 岡山大学病院, 助教 (20379788)
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研究分担者 |
森松 博史 岡山大学, 岡山大学病院, 講師 (30379797)
永坂 岳司 岡山大学, 岡山大学病院, 助教 (30452569)
佐藤 哲文 独立行政法人国立がん研究センター, 麻酔科集中治療科, 科長 (40362975)
溝渕 知司 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (70311800)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ARDS / ステロイド / 一塩基変異 / TBX21 / 遺伝子 / SNP / 予後 / P/F ratio / ALI / T-BOX / T-BET |
研究概要 |
ARDS(急性呼吸窮迫症候群)の死亡率は依然として高い。治療法としてステロイド投与が挙げられるが効果については結論がでていない。我々は遺伝子を解析し、ステロイドの効果を予測するバイオマーカーの探索を行った。喘息におけるステロイド効果の報告があるTBX21遺伝子コドン33の一塩基変異を持つARDS症例では、ステロイド投与前後での人工呼吸設定が改善しやすかった。特に、TBX21遺伝子の変異型ホモを持つ一例では人工呼吸設定が劇的に改善した。これらのことからARDSにおいて、TBX21遺伝子に変異を持つ症例ではステロイドが効きやすい可能性がある。
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