研究課題/領域番号 |
22592053
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
島田 明美 鶴見大学, 歯学部, 助教 (00339813)
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研究分担者 |
二藤 彰 鶴見大学, 歯学部, 教授 (00240747)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 歯根膜 / 組織幹細胞 / アネキシン a5 / アネキシンA5(Anxa5) / 腱 / アポトーシス / アネキシンA5(Anxa5) / β-galactosidase |
研究概要 |
歯周組織の発生および再生過程におけるアネキシンa5発現細胞の局在と機能を組織学的に解析した。Anxa5は生後1週では歯根形成領域で、生後4週以降歯根根尖部や歯頸部歯根膜、ならびにセメント芽細胞や骨膜細胞で発現していた。歯周組織の中でAnxa5を強く発現する細胞が認められ、その一部は血管周囲に分布していた。生後6週で臼歯を再植した後の歯周組織再生過程において、Anxa5陽性細胞数は、再植3日後に急激に増大した。生後8週において、野生型に比べてAnxa5機能欠損マウスでは根尖部セメント質の形成が少なく、歯根膜の幅が大きかった。一方、成体の長管骨では腱・靭帯付着部で骨が増大する傾向が認められた。硬組織と周辺組織の発生・リモデリング・再生過程におけるAnxa5の関与が示唆された。
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