研究課題/領域番号 |
22592441
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 亀田医療大学 (2012-2013) 三重大学 (2010-2011) |
研究代表者 |
小幡 光子 亀田医療大学, 看護学部, 教授 (50264346)
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連携研究者 |
立岩 真也 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (30222110)
崎山 ハルオ 立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (20361553)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ICU / クリティカルケア / エスノグラフィー |
研究概要 |
目的:「専門性」だけではとらえきれない、急性期医療における日常的な看護実践の内実を民族誌的アプローチにより描く。方法:地方の医療の中核を担う2つの総合病院ICU病棟文化の観察及び看護師とICUチームメンバーへの半構造化面接。結果:看護実践の内実として、延べ160日のフィールドワークと61名の語りから、複雑さを増す業務をこなしながら「より良き看護」を実践しようとしている看護師の苦闘、医師とナースの価値観のズレによる倫理的葛藤、看護師の定着と継続教育の困難な状況などが見出された。考察:安全への強い要請からくる管理業務への対応は、「看護」に対する不全感の大きな要因であることが示唆された。
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