研究課題
基盤研究(C)
研究目的は、思春期がん患者が「情報獲得を控える」という現象の構造を明らかにすることである。思春期にがんと診断を受け、化学療法を体験した10代後半から青年期9名にインタビューを行い、グランデッドセオリーアプローチによる分析を行った。その結果、[からだで得る情報]、[希望の維持]、[「日々」に集中]というカテゴリが明らかになった。また、[からだで得る情報]のサブカテゴリには、【しんどいことで精いっぱい】、【治療が生活になる】、【からだでだいじょうぶとわかる】があった。