研究課題/領域番号 |
22592604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
岡山 寧子 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (50150850)
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連携研究者 |
木村 みさか 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (90150573)
小松 光代 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (20290223)
山縣 恵美 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (30570056)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 高齢者 / 熱中症予防 / 予防プログラム / インピーダンス / 飲水行動 / 皮膚水分 / 看護学 / 老化 / 医療・福祉 / 脱水予防 / 熱中症予防プログラム |
研究概要 |
本研究では日常生活で起こる水分出納の特徴を明らかにするとともに、高齢者における易脱水性を簡便にスクリーニングする方法を開発し、現場で簡便に使用できるアセスメント指標を検討することを目的とした。そのために、以下の研究を行った。(1)簡便法(SBIS 法)による細胞内外液分布の加齢変化、(2)SBIS 法での体内水分量と皮膚乾燥の評価指標との相互関連、(3)地域在住高齢者における熱中症発症事例の生活特性の3点を検討した。その結果、(1)加齢に伴って下腿の細胞外液量(ECW)/総水分量(TBW)が増加することが観察された。(2)自立高齢者より TBW の低い要介護高齢者において細胞外液量(ICW)・細胞外液(ECW)共に手首水分(皮膚乾燥)との間に有意な関連みられ、脱水状態のアセスメント項目に、手首水分の乾燥度が有用な指標である可能性が確認された。(3)自立高齢者の熱中症発症には身体的な面ばかりではなく、社会参加などの社会的側面や認知機能も複雑に関連することが認められ、それをふまえた予防支援が必要であることが示された。
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