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人の生理活動レベルに基づく「時間」の定義とその利用法

研究課題

研究課題/領域番号 22650138
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関名古屋大学

研究代表者

大日方 五郎  名古屋大学, エコトピア科学研究所, 教授 (50111315)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
3,180千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード福祉工学 / 健康 / 生活における時間 / リハビリテーション科学 / 健康・福祉工学
研究概要

人が単位時間あたりにこなすことのできる仕事量を計測し、その関係の逆、すなわち単位仕事量当たりの時間を新たに定義することを目的とした研究を進めた。仕事としては、多くの人が行うものの一つとして、自動車運転を取り上げた。人の生理的活動を基準にして、運転操作時の疲労と運転操作の確実性の間に相関を見出し、それが個人を超えて年齢、性別を問わずに多くの人を対象に共通の尺度で評価できる可能性を見出した。この尺度は、日常的に比較的手軽に計測できる心拍、血流量、体表面温度から計算できる定量的なものであり、1時間以上の連続測定が可能であれば、単位仕事量当たりの時間と強い相関を持つ量として算出できる(以下「生理時間尺度」と呼ぶ)。6名の実験協力者を得て、実車による運転操作実験に基づいて、上記の生理時間尺度を個人ごとに求め、本研究で提案する方法の日常生活での有効性を検証した。検証結果では、実験室レベルの評価とほとんど同じものが得られており、日常生活での尺度として利用できることが明らかとなった。人が感じている「時間の流れ」と生理時間尺度の関連を主観評価に基づいて調べたが、これについて個人差が大きく総合的に理解することはできなかった。

報告書

(3件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 生理指標を主成分分析することによりドライバの疲労状態を推定する研究2011

    • 著者名/発表者名
      江崎翔,徳田暁,大日方五郎,森紀人,牧口実
    • 学会等名
      第54回自動制御連合講演会
    • 発表場所
      豊橋,日本
    • 年月日
      2011-11-19
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書 2011 研究成果報告書
  • [学会発表] 生理指標を主成分分析することによりドライバの疲労状態を推定する研究2011

    • 著者名/発表者名
      江崎翔,徳田暁,大日方五郎,森紀人,牧口実
    • 学会等名
      自動車技術会2011年秋季大会学術講演会
    • 発表場所
      札幌,日本
    • 年月日
      2011-10-13
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書 2011 研究成果報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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