研究課題/領域番号 |
22650231
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
腫瘍免疫学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
伊藤 正紀 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (80297366)
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研究分担者 |
本間 定 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (50192323)
小井戸 薫雄 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (70266617)
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連携研究者 |
芝 清隆 がん研究所, 蛋白創製研究部, 部長 (40196415)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,190千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 人工タンパク質 / MolCraft / 細胞性免疫 / OVA / 樹状細胞 / 腫瘍免疫 / 液性免疫 / がん / 腫瘍免疫療法 / 人工蛋白質 / 免疫 / WT1 |
研究概要 |
我々は、Ovalbumin(OVA)のMHC class IとMHC class IIエピトープ配列、αヘリックス構造などのタンパク質安定化配列、無作為配列などのペプチドモチーフ配列がコンビナトリアルに、多数繰返した人工タンパク質ライブラリーを作成した。これら人工タンパク質を用いて、OVA特異的細胞性免疫の誘導能をin vitro、in vivoで評価した。その結果、クローンF182AおよびF37Aで細胞性免疫誘導が認められ、アジュバントを用いずに、クロスプレゼンテーションを介して、細胞性免疫を誘導できる人工タンパク質の創製に成功した。本研究により、我々は、アジュバンドを用いずに、タンパク質のみで、腫瘍免疫療法の本体である細胞性免疫を誘導可能にする、概念証明実験に成功した。
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