研究課題
挑戦的萌芽研究
量子論の実在論的解釈の問題は,幾多のパラドックスを生み,量子論の基礎に関する重要な未解決問題である。本研究は,この問題に数学基礎論の方法を導入して,量子集合論というチャレンジ性のある新しいアプローチを開拓して,量子論の実在論的解釈の実現を目指した。一般の完備オーソモジュラー束上の量子集合論を展開して,量子論の様相解釈の基礎を与え,代数的量子論の枠組みでボーアの相補性原理における実在概念を明らかにした。
すべて 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (26件) 備考 (3件)
Sugaku Expositions
巻: (in press)
Foundations of Physics
巻: 42 号: 4 ページ: 475-487
10.1007/s10701-011-9615-7
Nature Physics 8
巻: 8 号: 3 ページ: 185-189
10.1038/nphys2194
素粒子論研究
巻: 119(4A)
現代思想
巻: 40 ページ: 138-160
AIP Conference Proceedings
巻: 1363 ページ: 53-62
http://dx.doi.org/10.1063/1.3630147
巻: (印刷中)(in press)
巻: 41 号: 3 ページ: 592-607
10.1007/s10701-010-9462-y
巻: 41 ページ: 592-607
巻: 印刷中(未定)
http://www.math.cm.is.nagoya-u.ac.jp/~ozawa/
http://researchmap.jp/ozawa/