研究課題
挑戦的萌芽研究
ダイオキシン類の投与による消化管での解毒酵素(CYP等)の発現誘導は、フラボノイド(FLA)によって抑制された。一方で、ある種のFLAはCYP発現を誘導した。DNAマイクロアレイ解析の結果、ダイオキシン類とFLAにより誘導される遺伝子発現のパターンが異なることが示され、それは両者のAhRとの相互作用の違いによることが示唆された。AhRアゴニスト活性を持つ8種のFLAのうち1種のみがAhRを介した制御性T細胞誘導活性を示すなど、AhRとの相互作用のわずかな差が多様な生理機能性の発現を導くと考えられる。
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J. Agric. Food Chem.
巻: 60(9) ページ: 2171-2178
Journal of Agricultural and Food Chemistry
巻: 60 ページ: 2171-2178
巻: 58 ページ: 8111-8118
J.Agric.Food Chem.