研究課題/領域番号 |
22659067
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 (2011) 大阪大学 (2010) |
研究代表者 |
中嶋 和紀 独立行政法人理化学研究所, 糖鎖認識研究チーム, 基幹研究所研究員 (10442998)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,090千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 糖ヌクレオチド / 単糖代謝 / 糖鎖 / 質量分析 / クロマトグラフィー / 癌 / 栄養飢餓 |
研究概要 |
腫瘍内微小環境において生じる糖代謝の異常が糖鎖機能に及ぼす影響を明らかにするため、本研究では高速液体クロマトグラフィーと質量分析計を用いた細胞内糖ヌクレオチドの定量法とその合成経路の追跡法を確立した。低グルコース・低酸素曝露した癌細胞株における糖ヌクレオチドの変化を解析した結果、悪性度が高い膵臓癌細胞株においてUDP-GlcNAc、UDP-Galレベルが特徴的に減少することを見出し、その変化が細胞表面上のN結合型糖鎖構造に影響を及ぼすことを明らかにした。
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