研究課題/領域番号 |
22659123
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
那須 民江 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10020794)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,060千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | インターフェロンγ / 肝臓 / γGTP / 好酸球 / CYP2E1 / トリクロロエチレン / トリクロロエタノール / トリクロロ酢酸 / 皮膚 / HSP70 / GRP78 / Th1 / モルモット |
研究概要 |
雌雄のモルモットを用いて、トリクロロエチレン、トリクロロエタノールおよびトリクロロ酢酸のマキシミゼーションテストを行った。トリクロロエチレンの皮膚の感作率は雄70%、雌90%、トリクロロエタノールは雄20%、雌50%であった。しかし、トリクロロ酢酸は雄10%、雌0%で、殆ど感作性を示さなかった。トリクロロエチレンに感作した皮膚には好酸球浸潤が、肝臓には巣状壊死とその周囲にリンパ球浸潤が見られた。これらの所見はトリクロロエタノール曝露群でも観察されたが、程度はトリクロロエチレンより低かった。トリクロロエチレン曝露は血漿γGTPとインターフェロンγ値を上昇させたが、その他の曝露による上昇は観察されなかった。
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