研究課題/領域番号 |
22659365
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小笠原 徹 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20359623)
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研究分担者 |
筑田 博隆 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (30345219)
緒方 直史 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (10361495)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,310千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 骨再生 / 細胞周期 / 遺伝子操作マウス / 骨系統疾患 / 骨代謝 / 骨代謝学 |
研究概要 |
本研究は細胞周期関連分子(Cdk4/6)を利用した新たな骨粗鬆症・遺伝性骨疾患治療薬の開発を目指して計画された。まず、invitroにおいてCdk4あるいはCdk6を抑制するだけでなく、骨芽細胞分化能を促進するCdk活性阻害物質を同定した。さらに、その作用機序を解明するために、下流で働く因子を網羅的手法によって検索し、下流因子としてZincフィンガータンパクやGタンパク共有受容体等の存在を見出した。また、それらについて実際の細胞内遺伝子発現レベルの確認と細胞内機能解析を行った。invivoにおいては、ある遺伝子のヘテロ欠損マウスが呈する骨系統疾患の表現形が、細胞周期制御によって部分的にレスキューされることを明らかとした。すなわち、本研究によって、細胞周期制御を介して骨分化能がコントロール可能であること、また、骨系統疾患の治療が可能であることが示唆された。
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