| 配分額 *注記 |
22,360千円 (直接経費: 17,200千円、間接経費: 5,160千円)
2012年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2011年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2010年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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| 研究概要 |
iPS 細胞は,体細胞に数個の遺伝子を導入することで作製可能な多能性幹細胞である。歯肉は歯科治療の過程で切除される機会の多い組織であり,一般的に切除歯肉は廃棄されている。我々は,歯肉を用いることで,容易に質の高いiPS細胞が樹立可能であることを見出した。歯肉から樹立したマウスiPS細胞は骨芽細胞への分化能を示し,特定の化合物を用いることで,その分化をより確実に誘導することが可能であった。本研究成果によって,歯科医師による容易なiPS細胞作製の道筋が示され,新たな歯槽骨増生術の開発に繋がることが期待される。
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