研究課題
若手研究(B)
メスバウアー分光とX線吸収分光を組み合わせた分析法の構築を行った。TEMなど画像分析が適用しにくい系のみならず、多くの系で価数の判別からクラスターの判別までキャラクタリゼーションに非常に有用であることが示された。金クラスターは保護基がある場合は安定であるが、保護基がない場合はそれを保存する場の提供が必要であることがわかった。その保存する場として、配位高分子(MOF)やニッケル金属を利用し、金が極めて高分散で担持されることがわかった。この手法は、今後の金触媒研究において、トップダウン方式ではなくボトムアップ方式も採用できるという新たな方向性を拓いた。
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