研究課題/領域番号 |
22720149
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 跡見学園女子大学 (2011-2012) 東京大学 (2010) |
研究代表者 |
酒井 智宏 跡見学園女子大学, 文学部, 助教 (00396839)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 自然言語 / 規範性 / 文脈主義 / 意味排除主義 / 矛盾文 / 同一性言明 / 言語体系 / トートロジー / 等質化 / 意味の共有 / 言語記号の恣意性 / 固有名 / 言語科学の哲学 / 主観性 / 最小命題 / ステレオタイプ / 言語的意味 / 言語共同体 |
研究概要 |
「文脈から独立した言語的意味」という概念が自然言語の意味論から除去されるべきであることを示した。トートロジー (「猫は猫だ」) 分析で用いられる「等質化」概念 (「どの猫も似たり寄ったりだ」) に見られる理論的混乱は、語 (「猫」) の意味の共有という想定を放棄すれば解消される。矛盾文 (「ねずみを捕らない猫は猫ではない」) に見られる規範性解釈 (「ねずみを捕らない猫は猫と呼ばれるべきではない」) は、複数の異なる言語システムの対立から生じる。
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