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最適で開かれた公的規制の法構造-放送法制を素材として

研究課題

研究課題/領域番号 22730018
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 公法学
研究機関名古屋大学

研究代表者

稲葉 一将  名古屋大学, 法学研究科, 教授 (50334991)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード行政法 / 放送法制 / 公的規制 / 最適性 / 公開性 / 自動性 / 関係構造 / グローバル資本主義 / 最適規制 / 公開 / 韓日比較 / 自主規制 / BPO / 独立規制委員会 / 行政指導
研究概要

公的規制は、過剰規制でも過少規制でもない最適性が追求され、また最適性が追求されていることが外部に向けて公開されるようになっている。本研究は、これらの特徴についての、批判的という意味での正確な考察をなすために、これらの特徴を強いるものとしての構造を分析しようと試みたものであった。東西冷戦終結後の時代区分においては、政治体制の別にかかわりなく、グローバル資本主義の展開と市場秩序の維持のための規制が必要であるが、この規制はリベラル民主主義と矛盾するものではない。それゆえに、過剰規制ではない最適規制でなければならないし、信頼を得るための国民に開かれた規制でなければならないのである。本研究では、規範の内面化までの過程における自己による自動的な規制装置の開発が国境を越え普遍的に試みられるようになっているところまでを明らかにすることができた。しかし、この構造に対する諸主体の相互関係性の多様性と差異については、十分に論じられなかった。なお、本研究は、以上に述べた諸問題が表現していたと考えられるという理由により、放送法制に即して行われたものである。

報告書

(3件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 情報通信法制の韓日比較-放送法制形成過程の関係構造2011

    • 著者名/発表者名
      咸仁善・稲葉一将
    • 雑誌名

      名古屋大学法政論集

      巻: 242号 ページ: 145-181

    • NAID

      110008754204

    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 規制機関の在り方2011

    • 著者名/発表者名
      稲葉一将
    • 雑誌名

      法律時報

      巻: 83巻2号 ページ: 97-100

    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書 2010 実績報告書
  • [雑誌論文] 情報通信法制の韓日比較-放送法制形成過程の関係構造2011

    • 著者名/発表者名
      咸仁善・稲葉一将
    • 雑誌名

      名古屋大學法政論集

      巻: 242 ページ: 145-181

    • NAID

      110008754204

    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [雑誌論文] 日本の放送通信法制と行政組織2010

    • 著者名/発表者名
      稲葉一将
    • 雑誌名

      全南大学法学論叢

      巻: 30巻2号 ページ: 373-390

    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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