研究課題/領域番号 |
22730501
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
清水 由紀 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (30377006)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 特性推論 / 対人認知 / 自動的処理 / 発達 / パーソナリティ / 他者理解 / 統制的処理 / 自動処理 / 無意識 |
研究概要 |
自発的特性推論の発達過程について,子どもと成人を対象とした検討を行った。自発的特性推論とは,努力を要しないimplicitなプロセスであり,推論を行うようにという教示や目標がなくても生じる。先行研究では,成人を対象とした検討のみが行われており,その発達過程は明らかではなかった。 本研究では,誤再認パラダイムおよび再学習パラダイムを用いて,児童276名,中学1年生205名,成人390名を対象とした5つの実験を行った。その結果,自発的特性推論が遅くとも9歳から発達することが示された。また,STIはネガティブな特性を暗示する行動から生起しやすいこと,その傾向は児童期からすでに見られることも示唆された。
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