研究課題
若手研究(B)
ストレスの管理やストレス関連疾患の予防のために、ストレスの客観的評価が求められている。本研究では、唾液中の炎症系バイオマーカー(インターロイキン6(IL-6)、C反応性蛋白(CRP))によるストレス評価の可能性を検討するために、急性ストレス(暗算・スピーチ課題)・長期的ストレス(2週間の幼稚園実習)事態におけるIL-6・CRP濃度の変動を検討した。IL-6は急性ストレス・長期的ストレスのどちらに対しても上昇を示した。一方で、CRPは急性ストレスに対して一過性の上昇を示したものの、長期的ストレスへの反応は認められなかった。これらのことから、唾液中IL-6はストレス評価に有用であることが示唆された。
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International Journal of Psychophysiology
巻: 84 ページ: 39-44